実は飲み水はとても貴重なものなのです。
宇宙空間に浮かぶ地球の写真はまさに「青く輝く水の惑星」といったものです。
水に依存した生活を送っても、水不足には縁がないように思われがちです。
しかしながら実は98%が海水で、淡水は2%、その大部分は南極や北極の氷山などで、私たち陸上生物が利用できる水は全体の0.01%にも満たないのです。
その0.01の割合の水を私たちは飲んだり、料理に使ったり、お風呂にためたり、シャワーを浴びたり、トイレに流したりして使っているわけです。それがどれだけ贅沢なことか想像できますか?
日本は特に水に恵まれた国でだからこそこれだけの文明を築きあげることが出来たのだと思います。
古代文明もだいたい大きな川の側で育まれてきました。
文明は水とともに発展してきたわけです。
普段何気なく使っている水ですが、貴重なもの、超レアなものだということを再確認して、感謝の気持ちを込めて飲んだり使ってみたりするのもいいかもしれませんね。
人間はほぼ水
人間や他の動植物は細胞の集まりで作られていますが、その細胞の中にあるものはほとんどが水分です。
つまり、私たちの体は水で出来ているのです。
人間の水分の割合は、大人で体重の約60から70%ぐらいです。
6割から7割ぐらいが水なので人間=ほぼ水と言ってもいいかもしれません。
それだけ水の割合が多いですから、普段飲んでいる水がその人の良し悪しを決めると言っても過言ではないと思います。
塩素たっぷり、発がん性物質たっぷりでカルキ臭のする水を飲んでいる人とキレイに浄水されたピュアな水を飲んでいる人、やはり違うと思いませんか?
人間がほぼ水であるのならやっぱりその水は綺麗な水で満たしてあげたいものですよね!
硬水と軟水の違いとは?
硬水と軟水の違いは水に含まれるミネラルの量の違いです。
硬水はカルシウムとマグネシウムなどがたくさん溶け込んでいる水で、日本はミネラル分が水に溶け込む量が少ないのでほとんどの地域の水は軟水になります。
ちなみに日本の水の中で一番硬度が高いのは沖縄の水で、硬度が低いのは愛知県の水だそうです。
軟水の方が、魚のだし汁を取ったり、炊飯や、緑茶をいれたりするのに適しているため、日本料理との相性が良いと言われています。
ヨーロッパなどは日本とは逆で硬水の地域が多くて、煮込み料理とかパスタなどの料理に合っている水です。
日本人は軟水で育っているので軟水を美味しいと感じる人が多いのですが、その分ミネラルは少なめなので食事などから積極的にミネラルを補給することが大事ですね!